横浜市都筑区「徳生公園の池」
 主催:テレビ東京
徳生公園のある都筑区は,転勤族や若いお母さんたちが住む活気のある人気の街となっています。公園の朝夕は、犬を連れての散歩や長く伸びた遊歩道でのジョギングにいそしむ人が多く、休日ともなれば池の周辺は家族連れの憩いの場となっています。
木々の紅葉は彩を深めつつあり、都会の喧騒を忘れさせてくれます。
そんな徳生公園で、1月2日(火)17:55〜テレビ東京系列で放送される「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜きましておめでとう2018」の撮影が、11月12日に行われました。
その目的とは、徳生公園の池の水を全部抜き、 在来生物の保護と外来生物の駆除をし、池を綺麗にする大作戦です。
イベントの開始時刻が近づくとともに、大勢の近隣住民の方が子供たちを連れて集まってきました。特に小さなお子様が多く、この場所を選び提案されたイベントを企画実施した担当ディレクターの方も、人の集まりに満足されている様子でした。
約2,000名は参加されていたのではないでしょうか? 

*「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜きましておめでとう2018」イベントの詳細は、2018年1月2日(火)17:55〜テレビ東京系列にて放映を予定していますので、お楽しみに!!
画像をクリックすると大きく見えます
出演者
俳優の満島真之介さん
静岡大学 
博士(農学) 加藤英明 先生
 水抜き&見守る住民  捕獲開始@  捕獲Aコイやカメ他

水抜き&
見守る住民

イベント本番前日の11日(土)には、当日水抜きをスムースに行うため、2,500トンある池の水を40%減らしておりました。

12日(日)出演者の満島真之介さんのカウントダウンの合図とともに、残りの水抜きが10:45から開始され3:30まで行われ,岸辺の土が徐々に現れ始めると今や遅しと待っていた子供や保護者の方が、網とバケツを持ち水辺に降り立ちました。

白鷺も普段水位が高いので岸辺がなく餌を取ることができませんでしたが、この日ばかりは忙しく獲物を啄ばんでいました。 
 
 待ちきれない子供たち 水が引いていく様子を見守る人たち
 小魚を追う白鷺 早く魚をゲットしたい子供たち 

捕獲開始@

水抜きが進み水位の安全が確認され出演者の満島真之介さんや静岡大学の加藤先生がカメラマンを引き連れて捕獲が始まると、待ちかねたように水辺に待機していた子供たちも一斉に池に入り、歓声とともにカメやコイその他の生き物の捕獲に懸命に取り組んでおりました。

助っ人として、東京都市大学の農学博士である横田樹広先生をはじめ11名の学生さんが加わりって捕獲にご協力しておりました。

子供たちの中には、大きな鯉を捕獲し出演者の満島さんに渡す姿も見受けられ、受け取ろうとする満島さんは魚の表面がヌルヌルしているためか苦戦されていましたが、見事網に移し替え大成功!

一方の加藤先生は、カニやカメなどを捕獲するたびに、TVカメラに向かって種類や生き物にまつわるコメントする姿が印象的でした。
 
加藤先生いよいよ捕獲開始です  加藤先生カニの説明
先生やりましたね
 出演者の満島真之介さんの笑顔は素敵でした
 これは大きいぞ!! 子供も保護者の方も捕獲に大活躍 でした
 東京都市大学の横田准教授と11人の学生 捕獲に向かう学生

 捕獲A
コイやカメ他


捕獲された魚やカメ、ナマズ、外来種の生き物などは岸辺に設置された水槽やBOXに次々と運び込まれ、東京都市大学の先生と学生さんによって生き物の分類や数を調べたり後半戦、イベント担当のADと共に大活躍をされていました。

捕獲された主な生き物は、鯉、フナ、カメ、ナマズ、ブラックバス、カニ・・・・など。

在来生物と外来生物に分けられ、在来生物は池に再び戻され、外来種は学校の研究用に渡したり、水族館に寄贈したりするそうです。

   
 BOXにカメが山積み  鯉の重さは半端じゃない学生の上腕より太い
 ギンブナ  ナマズ  池の中より一輪車
カメが入ったBOX コ イ 池より現れた自転車
 関係者によると、水抜きされた池の水は、池のメンテナンスやゴミなどを取り除いた後、元に戻す予定だとお話しておりました。

捕獲された生き物は日が暮れ、暗くなり遅くなろうともイベント当日中に全種の保護・管理先の対応を終えた後イベントが無事終了したことになるため、カメラが回っている華やかな一面の裏には、イベント担当者や関係者の苦労を取材を通し感じました。
大変お疲れ様でした。
つづき交流ステーション
記:濱ちゃん
2017.11.12


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