リサイクル情報版、その裏側

筑図書館のすぐそばにある「リサイクル情報板」。
「なにかいいモノないかな?」と、のぞきこんでいる利用者の方も多いことでしょう。
あそこにあるたくさんの情報が、どのようにして貼り出されるか、みなさんご存知ですか?

都筑区消費生活推進員の皆さんの手により、毎月1日と15日の2回、新しい情報が貼り出されているんです。

その細かな作業を見せていただきました。
(レポート okazaki/2006.3.15取材)
示板前に設置してある箱から、新しく入ってきた情報カードを回収します。
水色が「ゆずります」、緑が「ゆずってください」。
都筑区では、毎月「ゆずります」情報が多いです。
写真付きのカードが多いので、扱いも慎重に・・・
しいカードの回収と同時に、利用者とのやりとりが
成立したカードを確認するのも大事な仕事。
掲示してある1件1件の情報はすべて「受付表」に載っているので、これと照らし合わせながら、成立物件に赤ペンでチェックを入れます。
しい情報を、手分けして受付表に転記します。
今回、「ゆずってください」は15件。
そして「ゆずります」は、なんと57件!
受付番号は年間通しのもので、この1年の「ゆずります」は1400件を超えました。
「ゆずってください」は、その3分の1以下の330件足らずでした。
記した情報カードには受付印を押し、大まかな品目に分けます。この時期多いのは赤ちゃん関係や家具。
こうして分けられたあと、図書館わきの掲示板に貼り出されるというわけです。
1時間半から2時間にわたる作業ですが、みなさん手馴れた作業で、おしゃべりも交えながら、和やかに、そしてスムーズに進んでいきました。見ていて気持ちがいいぐらい。
筑では、30・40代から70代までの、さまざまな年代の都筑区消費生活推進員のみなさんが活躍中です。
女性が多いですが、もちろん男性もいらっしゃいます。
「生活に密着したテーマを、楽しみながら学ぶ」ことが、都筑区消費生活推進員の特徴だそうです。
最近は核家族世帯が増えていますが、活動の中で、年代を超えた会話ができることも魅力だとか。
子育て中のお母さんたちにもぜひ仲間に加わってほしい、とのことでした。
近は、ご年配の男性が、家具情報を熱心にチェックしていることが多いとか。
せっかく使えるものなのだから、有効に利用できるといいですね。
カードの掲示期間は2ヶ月。2ヶ月たってもやりとりが成立しないカードは、速やかに処分されます。
「ゆずります」「ゆずってください」情報板を利用されるみなさんへ。
マナーを守って、お互いに気持ちよく利用しましょう。
カードに写真を貼る際には、掲示見本で示されているとおりにお願いいたします。
また、それぞれのやりとりが成立したときには地域振興課までご連絡願います。
お名前と受付番号をお忘れなく。
 にて、4月1日の受付分より、「ゆずります」情報の一部を掲載します。
どうぞお楽しみに!
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