快晴の3月25日、ふれあいの丘駅前広場にて、グリーンライン開業10周年記念イベントが行われました。
親子で体験できる ミニ地下鉄
実は、今日初めて見ました。イベント開始前から長蛇の列が。アニメ・機関車トーマスのメロディをBGMに、いよいよ動き出します。
入園前から10歳ぐらいまでのお子さん向けに、市営地下鉄のミニ制服も用意されており、希望する子は制服を着て乗車していました。今日の体験をきっかけに、「将来は地下鉄の仕事がしたい!」と考えるお子さんも出てくるのではないでしょうか?
1回の乗車でレールを2周回れますが、時には止まらなくなるというハプニングも!「当たった人はラッキーですよ」 とは、青い制服姿の地下鉄保守担当の職員の方の言葉。にこやかにお子さんの相手をしながらも、トラブルが無いように、常に注意を払っていらっしゃいました。電力は、電気自動車のバッテリーです。
ますます便利に
交通局の方にお聞きしたところ、グリーンラインはこの10年で乗客数が当初の約7万人から倍の約14万人に増えたそうです。3月17日にダイヤ改正を行い、通勤・通学ラッシュ時には1時間に19本(約3分に1本)の電車が走るようになりました。ますます便利になりそうですね。
ミニ地下鉄は、要望があれば貸し出してくれるそうです。青い制服の皆さんは、地下鉄の保安・整備担当。普段あまり見ることができないので、今日は貴重な日になりました。
目指すのは、世代を超えたつながりづくり
この催しは、”都筑ふれあいの丘まちづくり協議会”が中心となって実現しました。地元商店の協力によるオープンカフェの実施、横浜市交通局の「ミニ地下鉄」乗車体験など、「駅前広場の活用を通して、世代を超えた人と人とのつながりを作りたい」と、同協議会の福富さんより伺いました。
カフェコーナーの側には、シール投票やポストイットを使った意見収集が行われていました。街のシンボルツリー案、今直面している課題について、近隣に住む皆さんの意見を集めています。
取材を終えて
通勤でほぼ毎日グリーンラインを利用しているので、「これは行かなくちゃ!」と、出かけてみました。イベント自体も楽しかったのですが、住民だけでなく商店、自治体、交通局も巻き込んで街の課題の解決につなげようとする皆さんの姿を直接見ることができて、元気をもらえました。自分が住む地域ではどうなっているのかな?と気になる良いきっかけにもなりました。 2018.03(さいちゃん)