親子で体験 昔ながらの手作業
稲の脱穀作業のレポート
 
      平成25年11月9日(土)10時から2時頃まで茅ヶ崎公園の自然生態園の
      「稲の脱穀作業」がおこなわれました。
     サポーターと呼ばれる年会員の親子さんたちが大勢集まり、6月の田植え
     から、6ヶ月間かけて育てられたその稲は、稲掛けにかけて乾燥されてお
     りました。脱穀のために親子総出で下す作業から始まった脱穀体験は親子
     の共同作業そのもので、見ていてとても微笑ましく思いました.。
 
 

 
 茅ヶ崎公園自然生態園管理運営委員会の
亀田さやか(理事/事務局長)さんは、
開園前からイベントの準備のため忙しく動かれており、タイミングを見計らって、次のようなご質問を投げかけ、お答えをしていただきました。
    
    親子15組です。
 

(解説)
  明治時代末になると、足踏式脱穀機が
  開発され普及するようになった。

  足踏式脱穀機は、人が踏板を踏むと
  こぎ胴が自動的に連続回転するよう
  に工夫されています


 
足踏み式脱穀機
  脱穀機は、昭和30年代に作られたものですが、農家から譲っていただいたのは10年ほど
前です。
 
 




   
  稲掛けにかけていた稲を皆んなで運び集めました。  稲の穂や稲の実(米)が飛
び散らないよう脱穀機にビ
ニールカバーをかけます。
 
   
皆んなに注目される中での模範演技です。
 足踏み、ドラムの回すスピード、稲の角度などと手足の連動です。
 
 
 

 
 
   稲穂の入れ具合や角度が大切です。  足踏みのスピード調整も大切な要素です。
     
    脱穀して出来たもの、稲穂や稲の実
  (米)が混在しています。
    振るいにかけ稲の実(米)を下に
   落とします。
   
    脱穀しても稲穂に実(米)が残ったものがあり、
手作業で一粒づつ丁寧により分けます。
人手がいる大変な作業ですが、お父さんや、
お母さんと一緒にやっている子供たちは、
楽しくやっており、とても微笑ましい光景でした。

   
だんだんお米の形が見えてきましたね。
 
 作業の途中でワラ人形を作ってい
た女の子もいたよ!。
 
  最後にこの「唐箕(とうみ)」を使ってお米と混じっている籾殻(もみがら)やワラなど余分なものと、お米とをきれいにより分けます。
この「唐箕(とうみ)」も農家の方から譲りうけたものです。 
   
(解説)
唐箕(とうみ)とは、収穫した穀物を脱穀した後、籾殻や藁屑を風によって選別する農具です。唐箕(とうみ)の上部に配した漏斗(ろうと=じょうろ)から少しずつ穀物を落下させ、そこに横から風を送って藁屑(わらくず)などの軽いものを吹き飛ばすのが基本的な原理です。 
 
 
 
          脱穀が終わり、写真の大きさで3袋「50kg」の収穫でした。

                       
皆さんお疲れ様でした!
 
 このお米は精米され12月7日(土)の収穫祭でお餅になります。
お餅をついてるところをレポートします。お楽しみに!。
 
 つづき交流ステーション
 レポーター 浜ちゃん

   
 
 
 

生態園内で見つけました。 
 
   
   茅ヶ崎公園自然生態園管理運営委員会事務局
Tel/Fax:045 - 945 - 0816
E-mail seitaien@ybb.ne.jp
http://www.geocities.jp/seitaienjimukyoku/
 

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