交  流  会
2月8日(日)、都筑区の区民が発信するウエブサイトグループ「つづき交流ステーション」の交流会が行われました。

交流会 交流会 交流会

主催: つづき交流ステーション

共催: 武蔵工業大学環境情報学部現代GP
日時: 2月8日(日) 14時〜16時30分
場所: 武蔵工業大学4号館1Fの食堂内


交流会では、地域でIT活動をしているグループを招いて、「サイトの特徴や評判のよい企画」などのお話を伺い、又「武蔵工業大学環境情報学部現代GP」の学生さんの活動発表をしました。
そして4つのグループに分かれ、さらに交流を深めました。

このページは、交流ステーションメンバー総出で、レポートしたものです。
個性豊かなレポートを、どうぞ楽しく読んでください。

【第一部】
参加グループが、それぞれのプロジェクトを発表しました。
         <あいうえお順>
あおばみん
あおばみん 【あおばみん】から代表でご参加のTさんより、地域ポータルサイト【あおばみん】についてご説明に先立ち、代表ではなく技術担当との自己紹介があり、続いて順序立った説明がなされた。

【あおばみん】のサイト名は、「青葉区民」をもじったもので、大衆薬の「○○○ミン」のように親しみ易い名前としたのであるとのこと。

【あおばみん】サイトのシステム構築には、当初から十分な企画立案の基で発足し、民間の学識経験者(情報システムの有識者)と市民の有志、及び行政との協同作業で構築された事が伺われる。
また、地域ポータルサイトとして発足後の運用もコストは区役所負担が今も続おているとの説明である。

それだけに、ポータルサイトと銘打った組織構成、情報発信の基本的条件、ポータルサイトの実装技術、等可成り詳細にきめ細かく定められているようである。

その中でも、1.情報発信の主体は登録団体、2.地域コミュニティとしての情報発信、に比重を置いた運営を推進されているとの印象を受けた。
      
(shiba )
eコミュニティみどり 
 eコミュニティみどり  「eコミュニティみどり」は「新しい公共の創造」を目指して、緑区民・緑区民会議・緑区役所が協働で2006年4月にスタートした電子会議室です。「新しい公共」なんてちょっと耳慣れない言葉ですが、いわゆる「行政が担う公共」ではなく、「市民・市民団体・自治会・企業・大学・行政が協力し合って担う公共」という意味なんだそうです。

実際に「eコミュニティみどり」を覗いてみると、防犯活動、子育て支援、生涯学習、緑区の自然、緑区のイベントなど緑区での生活にかかわるテーマから、シネマ通信、ワインを楽しもう、やっぱり本が好きなど、市民や団体が様々なテーマで交流を図れるような場となっていました。区にまつわるテーマだけではなく、映画、本、ワインのような趣味的なテーマがあるのにはちょっと驚きました。

しかし、誰もが地域社会へ参画できる有力な手段として注目されていた電子会議室も、地域SNSが注目されるようになり下火傾向。そんな中、「eコミュニティみどり」も、参加者が少ない、発言者が限定されている、対話が少ない、という課題を抱えています。

その課題を悲観的に捉えるだけではなく、アメリカ大統領のオバマさんもWebを活用した市民との対話からChangeを実現したのだから、と希望を持って取り組んでいる姿勢はまさに前向き! 隣の区ではありますが、「eコミュニティみどり」を応援したいと思いました。

(Kaori)
 宮前ぽーたろう
 宮前ぽーたろう  株式会社フューチャーリンクネットワーク(以下、F社)は、『ちょっとがんばれば自転車でまわれちゃう、そんな小さなまちの情報をお届けします』をキャッチフレーズに地域情報サイト「まいぷれ」を2000年4月より首都圏、九州、山陰、近畿、北関東、東北などでエリア展開している。

「宮前ぽーたろう」は、「まいぷれ」のひとつとして2006年8月にオープンした川崎市宮前区のポータルサイト。川崎市、宮前区とF社が一体となって企画・運営し、行政情報も民間の情報も関係なく、宮前区のことなら何でも載ってるサイトを目指す。

F社への委託補助金支払いは3年間で、以後は「宮前ぽーたろう」の自立採算となる。継続のための収益源は地域の店の広告掲載料であるが、あらゆる業種の小規模の店にも加入していただけるように月1000円からと極めて低額に設定している。

昨年12月からは、地元商店を利用してたまるポイントで地域に花壇を寄贈していく取り組み「花いっぱいプロジェクト」を開始した。
                                     (kay1938)
 武蔵工業大学環境情報学部現代GP
武蔵工業大学環境情報学部現代GP   武蔵工業大学・環境情報学部のKさんが、武蔵工業大学で取り組んでいる現代GPの活動について、発表をしてくれました。

武蔵工業大学の現代GPでは、地域のコミュニティをICT(情報通信技術)で繋ぎ、ウェブ技術、情報デザイン、フィールドワークにより、行政と大学と市民グループの連携を取りながら、街作りや環境の課題の解決を目指している。

都筑区の緑道の様子を記録したウェブサイトの制作や、災害に強い子供を育てることを目的とした防災街歩きのサバイバルジュニアキャンプを実施するなど、幅広いフィールドワークを行い、そしてWeb2.0の技術を活用した情報発信を行っている。

これからは、学生目線での学校や地域の情報を発信していく、現代GP学生の情報発信サイトの制作も予定している。

このように、大学の高い技術力と環境、そして、これからの時代を担う若者の活動が加わることで、地域コミュニティがさらに魅力的なものになっていくことを感じました。

(Cresc)
 つづき交流ステーション
 つづき交流ステーション  『プレゼンテーションの最後は、つづき交流ステーション副代表の岩室晶子さん。

現在の交流ステーションに至る経緯をお話しました。

最初は、都筑の魅力探検隊という区のレポートをウェブ上で行いませんか?という区から呼びかけによって集まったのが最初だったそう。現在は区とも良い関係を続け、ホームページ制作の請負やパンフレット制作の依頼を受け付けながら、運営を行っているとのことでした。

「つなごう人の輪 探そう魅力」のスローガンに当てはまっていれば、なんでも良し!仲良く、楽しく情報発信を行っているそうです。』

(交ステ新人・学生レポーター こめ)
【第二部】
交ステメンバーが探し集めた、評判のお店の美味しいケーキと、お茶をいただきながら交流しました。

第二部へつづく 
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