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毎年恒例の『菊花展』が、今年もセンター南駅エスカレーター下で開催されました。 |
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この、『菊花展』は、横浜北部菊花会が主催しています。 11月2日の審査会に最高の満開で出展できるように、丹精込めて育て上げます。 たった1〜2日ずれてしまっただけでも、花の真ん中に穴が開いてしまったり、咲ききらなかったり、とても調整が大変なのだそうです。 |
今年、審査当日に素敵な花を咲かせたのはどなたでしょう? | |
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今年の最高の賞である農林水産大臣賞は、20代の田丸秀峰さんが受賞しました。 中学3年生の時に初めて菊を育て、高校生になってから本格的に取り組み、既に8年のキャリアを持つ青年です。菊の品種は、太平銀峰です。 |
右の作品は、人生も大ベテラン。横浜北部菊花会最高齢、88歳の斉藤忠夫さんの作品です。 農林水産大臣賞に並ぶ、都筑警察署長賞に輝きました。菊の品種は国華80年。一番新しい品種です。 前二輪・後一輪で高い順に「天・地・人」と呼びます |
菊の花の品評はどんなところを評価するのでしょう? | |
まず背丈に基準があります。「凡養」という背の高い部門では、丈は160センチまで。田丸さんや斉藤さんの上記の作品は「凡養」です。1つの苗から茎が3つに分かれ、それぞれに花を咲かせます。 葉は、虫が食っていないか? そして、落ちていないか? 整然と配置されているか?がポイントです。 花は、品評の当日に満開を目指します。菊は、短日植物なので、日照時間が13時間を切ると蕾がつき始めます。 日にちを計算しながら、蕾に帽子をかぶせて暗くしたり、又電気をつけて日照時間を長くしたりして品評会当日に上手く満開になるように、試行錯誤するそうです。 満開を迎えた花は、大きく盛り上がり、花弁がうろこの様に整然とそろっているのが素晴らしい作品です。花びらを綿棒で整えたりして、直すそうです。 |
皆さんの作品をご覧ください | ||
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区民まつりも加わり大勢のギャラリーで賑わっています。三本仕立ての大菊、「凡養」が並びます。 | 右は盆栽に菊をあしらっています。きめ細かい作品に思わず身を乗り出してしまいます。 | |
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上段の「福助」は1本仕立て。40センチで作品を仕上げます。小さな鉢に大きな花を付けた姿が福助人形に似ていることから、名付けられました。 | 断崖の上より垂れ落ちるようにみせる小菊。特別出展の大作です。運んで来るのも大変そうですね。 |
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下段に並んでいる菊は「だるま」と、呼ばれています。基準丈は60センチ。三本仕立ての大菊です。 | 管 物(くだもの)花弁の全てが中空の管状になっているものです。 |
菊の花を咲かせてみたいのですが? | ||||
初めての方でも大丈夫です。横浜北部菊花会では、毎月第3日曜日に佐江戸会館にて、10時より約2時間、経験の少ない方を対象に、講習会を開いています。 年会費5千円。他は実費のみです。 来年はあなたの菊が、センター南駅をかざっているかもしれません。 是非一度足を運んでみてくださいね! |
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