茅ケ崎公園 自然生態園 ”里山を再生しょう!”

自然生態園は、茅ケ崎公園の一角にあり、魚やカモなどが棲む”ため池”やイナゴやカマキリ・バッタ、チョウなどが飛び交う田んぼ、鳥たちのさえずりが聞こえる雑木林が自然のままで残されています。
この緑豊かな里山自然を現在と未来の大人や子供たちのために残していかなければなりません。かつて「里山の生きもので、にぎわっていた自然をとりもどせるように」と保全活動を行なっています。

   そして、この自然が「みんなのふる里として、自然にふれあい、学ぶ楽しさをあじわえる場であるように」と願っています。

11月15日(土)10時に開始した「里山を再生しょう!」の呼びかけに、生態園の登録者や中学生、中高年の方々が集まりました。
この保全作業(間伐)は、3月、8月を除き年間10回行われております。
事務局より今回は、北ルートにある低木の間伐、台風などで折れた枝のかたずけを行うこと、無理をしないこと、怪我のないように行うこと、蜂を刺激しないよう注意すること、などの説明があった。

皆さん長袖、長ズボン、タオル、軍手に身をかため、いざ出陣となりました。
皆さんの活動ぶりをご紹介いたします。 
  作業時間は、10:00〜12:30。
30分前に終え、女性サポーターの方が心を込めて料理した「すいとん」で皆さんの労をねぎらっていました。
作業を終えた皆さんは、暖かな「すいとん」を食べながら”ほっと”した笑顔がとても印象に残っております。
力仕事もしていないレポーターにも振舞ってくれました。美味しかった!
 ◆下の写真をクリックすると他の写真がご覧になれます。
伐る 運ぶ 伐採の木々 女性サポーター すいとん
手ノコなので、切るのに時間と体力がいります。
また、大きな木は、切り分けて運びますが、水分を含んでいるため50`以上にもなり、肩に重さがずっしりとのしかかってきます。
参加者の大半を占める中高年の方に交じり中学生が指導を受けながら一生懸命取り組んでいる姿に感銘を覚えました。

作業を終えた北ルートは、人が通りやすく、明るい雑木林が広がっておりました。
自然があっていいな〜!と思う裏では、その自然を残すためこのような人たちが労を惜しまず、活動していることを少しでも来園者に伝えていきたいものです。
サポーターの女性の皆さんは、休憩時のお茶や作業を終えての「すいとん」の準備に忙しく動き回っておりました。 
生態園にかんする来園者アンケート
自然豊かな「生態園」ですので散歩や草花の観察、ウォーキングなどで来園される方が多いようです。

このアンケート調査は、2013年度に来園された方が園内に設置しているアンケートにお答えいただいたものを集計したものです。
生態園の「好きなところ」を聞いてみました ・生き物が沢山いる
・イベントがある
・自然がいっぱい残っている
・木々に囲まれとても落ち着く
・緑が多いい
・田んぼがある
・生き物を大切にしている
・自然以外何もないところ
茅ヶ崎公園自然生態園管理運営委員会事務局
Tel/Fax:045 - 945 - 0816
E-mail seitaien@ybb.ne.jp
http://www.geocities.jp/seitaienjimukyoku/
 1年を通し「生態園」のイベントを取材してきましたが、今回は里山の自然を守っていくための地道な活動のレポートでした。何気なく訪れていた園ですが、その保全の努力には頭が下がる思いでした。 
参加者の大半がシニアの方々でした。 
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レポーター 濱ちゃん
取材2014.11.15


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