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会社名「横浜都市みらい」の知名度は高くないが、多岐にわたる業務内容は、区民には馴染みがあり、地域に密着している企業だ。 「横浜都市みらい」の業務の中で、もっとも地域に密着しているのは、情報事業部の「ケーブルネットつづきの森」だろう。レポーター2人のインターネットのプロバイダーが「ケーブルネットつづきの森」なので、尚更そう感じるのかもしれない。 ケーブルは、港北ニュータウンエリアを中心にカバーしているが、その7割のおよそ32,000世帯が加入している。そのうち13%が、インターネットにも加入している。 「地震があったときなど、つづきチャンネルで、都筑区の情報が流れると心強いのですが」と、Iレポーターが話を切り出した。「コミュニティチャンネルなので、地域の信頼を得られることを目指しています。防災面では、tvk(テレビ神奈川)と、横浜市内のケーブルテレビ10社で協定を結んでいます」という心強い答えが、稲垣さんから返ってきた。 つづきチャンネル(9チャンネル)は、「TMTVニュース」「私出ちゃいました!」「丘の手SHOPナビ」「シネマ情報」「つづきの風景」「「つづきインフォメーション」「知っ得ガイド」など、都筑区ならではの身近な情報を、放送している。マスメディアは、全国に数え切れないほどあり、インターネットは世界中につながっている。情報はいくらでも得られそうだが、身近な情報となると、意外に少ないものだ。 スタジオはコンパクトな設備だが、カメラマンの小林さんと収録を行っていた。 編集を終えたニュース部分とスタジオ収録した部分を編集機上で組み合わせて、番組を作っている。編集機(右上)は、編集専門のソフトが入っているパソコンを使用しているとのこと。 制作スタッフが、女性3名、男性3名と限られていることもあり、米山さんは、キャスターだけをしているわけではない。企画→アポイント→取材→撮影→原稿書き→編集と、ひとり何役もこなす。カメラマンと同行する場合もあるが、全部をひとりでこなすこともあるという。 「すべてをやるのは大変でしょうが、分業化された仕事より面白そうですね」と向けてみた。「そうです。そうです」と、いかにも仕事が楽しくてならない様子だった。 「私出ちゃいました!」という番組は、スタッフが区内に出没して、突撃インタビューに答えてもらっている。区民全員に出てもらいたいと、スタッフは張り切っている。今は、区内の中学校の部活動の様子を放送しているが、中学生がインタビューにハキハキ答えている姿を見ると、頼もしさを感じる。部活動の取材は、ディレクター・インタビュアー・カメラマンの3人であたっている。 行事や催しを取材して欲しいという要望には、出来る限り応じている。「身近な街の情報を教えてください。ぜひお待ちしています」と話していた。電話は、フリーダイヤルの 0120-344-229(みようよ つづき)。 制作スタッフによる都筑の写真日記・「つづき日記」は、HP上で毎日更新している。取材裏話以外に「○○の店のロゴが変わった」「××に新しく信号がついた」など、何気ない地元ネタが多い。関連事項のHPもリンクしているので、話題が次々に発展する楽しさがある。コメントも書き込める。 地域冷暖房事業も、主な業務のひとつである。地域冷暖房は、温水・冷水・蒸気を製造して、各施設へ供給するシステムのこと。横浜市の地域冷暖房システムは、ここ以外には3カ所(みなとみらい地区、横浜駅西口地区、天王町の横浜ビジネスパーク)しかない。日本全体でも100カ所ほどだ。 深夜電力や都市ガスを上手に組み合わせて、80℃の温水と7℃の冷水を製造している。 出来た温水・冷水を、導管を使ってそれぞれの施設に送る。赤い印の導管は、温水と蒸気、青い印の導管は冷水(左)。 それぞれの施設が、暖房の場合は温水を、冷房の場合は冷水を使用して、適温に二次加工している。蒸気は、北部病院だけに送っている。給湯・加湿などに使うためだ。 供給先は、総合庁舎・都市再生機構・あいたい・港北東急百貨店SC・センター南SKYビル・昭和大学横浜市北部病院中央棟・西棟・パルティーレ横浜ウエディングビレッジ・横浜郵便貯金事務センター・郵便局・警察署。 もし、これらの施設が独自に冷暖房施設を持つとなると、冷却塔などが美観に相応しくないばかりか、大型ボイラーなどが防災面で問題がある。集中管理することで、省エネやCO2の削減も出来るし、社会的効果は大きい。 「大気汚染や温暖化防止効果もあるなら、供給範囲を広げるわけにはいかないんですか」と質問してみた。「大規模な導管の敷設がさらに必要となり、建設費がかさみます。よって、地域は限定されてしまいます」の答えだった。 製造施設は、季節にもよるが、予約(943-2473)したうえで、見学することが出来る。 テナントすべてを回るわけにはいかないが、「ショッピングタウンあいたい」の「ラーメン甲子園」を、穂谷さんと一緒に訪ねた。 ラーメン甲子園は、全国選抜のご当地ラーメンの味比べ。全国から7店舗が集まり、半年間にわたり味を競う。1月21日から第4回大会が開幕したばかりだ。 今回の7店は、左図。福岡代表の「筑豊一代」で試してみたが、とんこつラーメンはなかなかの味だった。1回通うと病みつきになるかもしれない。次は、北海道・・次は徳島・・と各地の味を試したくなる。 「もう少し閉店時間が遅くなると、便利なのですが」「駅とバス停の間にあり便利なので、品揃えがもっと豊富なら寄りたくなる」など、駅ビルへの期待を、消費者感覚でぶつけてみた。穂谷さんは「ご意見を参考に検討します」と真摯に受け止めてくださった。(2006年1月訪問 HARUKO記) |
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