2006.4.21 区民レポーター感想


(株)バンダイナムコゲームスさんへ行くのはひさしぶりだ。と言っても私が行った(というより通っていた)のははるか昔「パックマン」全盛の頃の本社や開発室など蒲田周辺だ。サラリーマン時代、某メーカーのIC半導体販売をしていて(株)ナムコさんが私のメイン顧客だったからだ。

「パックマン」をはじめ前後のビデオゲーム(当時はゲームセンターや喫茶店でのテーブル型ゲーム)でお付き合いさせていただき、町工場(失礼!m(__)m)から大企業へと飛躍する数年間を共に過ごした(という感覚)。

さて、この未来研究所は私が関わったビデオゲームの方ではなく、アーケードマシン(ゲームセンターに置いてある大型のもの)がメインということだ。説明をしてくれた薮下さんは年齢的にも近く、ちょうど私が出入りしていた頃に入社した方で親近感を覚えた。

開発ということで肝心な部分への入室はできなかったが、「太鼓の達人8」を置いてあった場所のパーテーションの向こうでは、理工系でモノいじりをしてきた感覚なのか、さまざまな試作や開発を行っている雰囲気が漂っていた。実はゲームセンターそのものにはしばらく足を踏み入れていなかったので(TVゲームの方はずいぶんやってるが・・・)、「太鼓の達人」は知っていてもやるのは初めてだったのだ(^^ゞ

ゲームセンターで衆人監視の元(って実際はそんなに見てるわけではないが・・)でこうゆう「音ゲー」は恥ずかしいのだ(年取った証拠?)。なにしろ車のゲーム(実はこれが大好き)は椅子に腰掛けてやるし、絶えず操作しているので後ろで見ていようが気にならないが、「太鼓の達人」のようなものは動作は大きいし、ちょっとの休みはあるので、その時に周りの目が気になってしまうのだ。

二曲ばかりやらせていただいたが、二曲目では握りに思わず力が入り血豆ができていたのには驚き。「まずい、ハマりそうだ・・・・」。PS2用だけでなく、携帯電話用もあるではないか!未来研究所という素敵なネーミングなので、ぜひ地元の人が覗きに来られるようなショールームのような部分があるといいなと思った。(寺田 記)



バンダイナムコゲームスというと、ワニワニパニック、パックマン、ギャラクシアンの会社というイメージの世代なのですが、いまやグループ売上5千億円企業..ちょっと緊張してお伺いしました。

ところが、社屋名はいきなり「横浜未来研究所」、受付は純和風。ご対応いただいた薮下さんは、茶髪でミュージシャンで超フレンドリーな方...ちょっと面食らってしまいました。でもお話を聞いてゆくと、薮下さんが最初に手がけた業務ゲーム機はワニワニパニックで、ちょっと前は太鼓の達人と..とダタものではありません。

また、会社も、昭和46年にはNAMCOブランド立ち上げていたり、最初から機器製作だけじゃなく、ゲームセンター/遊び場を提供していたり、ヨーロッパにも進出している(USだけじゃなく)...と、これまた並の経営センスじゃありません。

3時間に渡って面白いお話しをお聞かせいただき、最後には、太鼓の達人8を体験させてもらい会社を後にしました。バンダイナムコゲームスは、この社員のフレンドリーさ/自由さと、会社の経営/マーケティングセンスの高さがうまくバランスしているすごい会社でした。(島原 記)



やったぁぁぁ! 打率100%だぁ〜\(^o^)/。『太鼓の達人8』でムキになった…。『いぬのおまわりさん かんたんバージョン』だけどね(^^ゞ、百点満点は人生数回目である…いやぁ〜、気持ちいい〜〜!!

それはさておき、今回潟oンダイナムコゲームスさんを訪問したかったのは、私が二児の母親だからだ。私はゲーム否定派ではないが(まだ乙女と呼べる時代にコイン片手にギャラクシアン攻略に精をだした経歴がある…)、PTAのお仲間にはゲームセンターやゲームにアレルギーをお持ちの方も多い。

そこで、実は失礼な質問をぶつけてみた。「ゲームって子どもにどうなんでしょう?」薮下さんは笑顔で答えてくれた。「私たちの目指すものは健全娯楽であり、人が喜び感動するエンターテイメントの提供なのです。」…そうだよそうだよ、そうなんですよ〜ヽ(^o^)丿

私の自論は確信を得た。つまり、ゲームが悪いわけではない。ゲームに‘のめり込む’ゲームセンターに‘入り浸る’その原因を親である我々が作っていないかということだ。子どもと一緒に楽しもうよ(^_-)-☆それが大事!

これからも都筑の未来研究所には、遊びを通した異世代コミュニケーションを研究・提供し続けていって欲しい。親的に欲を言えば「1人で¥1000使ったらゲームが動かなくなる」なんていうシステムがあるとお財布ちゃんが喜ぶんだけどね。でも薮下さんのお財布くんは悲しむかもしれないかな(^_^;)。

   『遊び心と夢を持ち続けなければ殺伐とした人生である。ゲームは人生の潤滑油である♪』
                                              (ひろヤギ 記)

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