都筑中央公園 第4
里山まつりちらし 『平成17年第4回 都筑中央公園 里山まつり』
日時:10月2日(日)14時〜19時
場所:都筑中央公園ステージ広場
主催:都筑中央公園自然体権施設管理運営委員会
【薄暮コンサート 出演者】
  • 桝本陽子(朗読)
  • 橋本愛子(オカリナ奏者)
  • 岩室晶子(キーボード)
  • ソアラバンブー(竹楽器アンサンブル)


  • 「最高気温30度」
    10月なのに、信じられない程暑かった10月2日(日)
    都筑区のシンボル公園でもある「都筑中央公園」で、今年で4回目をむかえる「都筑中央公園 里山まつり」が開催されました。参加人数はなんと300人! 「餅つき」「竹細工」「読み聞かせ」etc. 内容は盛り沢山。「いかなきゃ、損々!」と、子供と一緒に、おまつりに参加してきました。その様子をご報告致します。



    「餅つき」「里汁」「竹細工」公園のめぐみに、大人も子供も大行列!
    里汁に並ぶ親子連れ好奇心一杯にお餅を付く親子  もちつき体験は、行列ができるほどの人気でした。初体験の人も多く、見ているほうはハラハラしました。ちいさな子どもも大きな杵を担いで満足そうでした。完成したお餅、つきたては格別の味です。きなこ・ごま・あんの3種類どれもとてもおいしかったです。
     里汁はゴミ減量のため箸と器を持ってきた人は100円引きとありましたのでマイ箸、器を持参の人もいましたよ〜。ここでとれたサトイモも入っていました。

    里山まつり第2部?〜夕日が会場を照らして…
    雑木林に沈む夕日夕日に照らし出される会場  17時頃、中央公園の雑木林の向こうに、あかーい夕日が沈もうとしていて、とても綺麗でした。同時に、これから始まる「薄暮の中での読み聞かせ、音楽会」への期待が高まります。
     区役所から続く公園へのアプローチ、階段を登りきった所に、「里山まつり」の幕が、バーンと上げてありました。
     会場は、やはり子供連れの家族が多い様です。常連の方でしょうか?慣れたもので、芝生の上に広めのレジャーシートを広げ、はしゃぎ回る子供たちに時々目を配りながら、お茶やお菓子を楽しんでいました。

    「自然のめぐみ〜巨大リース」
    巨大リースリースを作る子供達  広場に降りてまず目に飛び込んでくるのは、ジャーンと立派で大きい3つの「巨大リース」。それぞれにテーマがあって、そのテーマにそった素材が使われていました。「これを自然志向の食事処や宿の軒先きにバーンと置いたら、さぞかし雰囲気出るだろうなぁ。」なんて想像してしまいす。息子の方はそんな「芸術」よりも、「これなーに?、たべられるのー?(キビ)」「あかいのくだものー?(カラスウリ&ゴンズイ)」と、普段観た事のない、山の恵みの正体が気になったようです。これ程大きくなくてもいいから、私もこんな素敵なリースが作れる豊かな「感性」が欲しいなぁと思いました。

    「薄暮のステージ〜ろうそくの灯り」
    灯篭竹灯篭にはしゃぐ子供  空の色が、茜色から薄い瑠璃色に変わる頃、ステージを飾るライティングの準備が始まりました。公園から切り出したものでしょうか?断面が斜に切られた竹に水を差し、その中にろうそくが置かれた「竹灯篭」が完成。ステージの前、ステージの後、横と、たくさんのキャンドルが灯されました。ある意味壮観。子供たちにとっても珍しい光景だったのでしょう。ろうそくに点火する係の方の元に「見せて、見せて」と、わーっと子供たちが集まります。電気の明かりとは違い、ろうそくの灯りはやさーしく、ゆらゆら、ゆらゆらと瞬きます。

    自然の映画館〜読み聞かせ「森の木」
    読み聞かせに耳を傾ける子供プロジェクターを使用した読み聞かせ  東の空に星が瞬きはじめました。もうすっかり「夜」です。プロジェクターを使用した「読み聞かせ」の始まりです。お話は「森の木」。場所と時間、闇と灯り、音楽と声の相乗効果で、お話の世界に一気にのめり込んでしまいました。自然の映画館。ゾクゾクして来ます。(「あれなにー?」「またでてきたねー」と時折発せられる息子の素朴な質問に、静寂も雰囲気も一瞬にして壊されてしまいましたが)そうやってお話を聞く一方、「電気が普及するちょっと前までは、人はこうやって灯りを灯し、語らい、身を寄せあい、風の音、虫の声、星の瞬きを感じながら、夜と付き合っていたのだろうなぁ。」と、明るすぎる私達の「夜」と昔の人の慎ましやかな、けれど暖かい「夜」に思いを巡らせたりしました。

    「夜・里山の音楽会」
    竹灯篭にゆらめく夜の会場オカリナ奏者橋本愛子さん 竹楽器の使い方を教わる子供達 薄暮コンサート、とありましたが、オカリナの音色が響くころには、もう真っ暗。竹灯篭の明かりが幻想的な中、演奏がはじまりました。
    オカリナ奏者の橋本さんによると、暗闇に向かって演奏するのは、とても気持ちよかったのですが、どんどん虫さんが集まってきて・・・とのこと。オカリナの響きに虫たちも集まってきてしまったのでしょうか?
     オカリナのあとは竹楽器アンサンブルのソアラバンブー。中央公園での演奏は数回経験済み。しかし暗闇の中での演奏ははじめてでした。途中で竹楽器アンクルン体験演奏もあり、お客さんも参加して一緒に「ふるさと」を 演奏しました。

    【report:tomotti/photo:yamagishi &tomotti】

    ●関連Link
    都筑中央公園自然体権施設管理運営委員会 都筑中央公園 里山倶楽部
    オカリナ奏者 橋本愛子




    区民レポーターが行くへ戻るつづき交流ステーションへ戻る


    Copyright つづき交流ステーション All Rights Reserved.