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開業前日の3月29日(土)に、公募による試乗会が行われました。5000名の募集に対し、応募者は3万名を超え、6〜7倍の倍率。交通局の嬉しい悲鳴が聞こえそうです。試乗会の時間は午後1時から4時まで。同じ時刻に殺到しないように、乗客を配分していました。

試乗会の様子と、グリーンライン運転手岡田さんへのインタビューをレポートしました。
                                          (2008年3月取材 HARUKO)

試乗会での始発13時1分と13時4分の電車を待っています。 入ってくる電車を身を乗り出して撮影している姿が、あちこちで見られました。

通常は運転手の注意が散漫するので、シャッターが下りていますが、今日は開放しています。 窓には開業のステッカーが貼ってあり、華やかなムードです。 人数を配分しているので、応募者の割に混雑していません。。


「川和町駅」の近くには、車両基地の他に、グリーンライン総合事務所や職員の休憩施設もあります。

乗務員の交代で川和町駅に降り立った岡田運転手から、お話をうかがいました。

Q: 運転歴はどのぐらいですか
A:  ブルーラインで8年間、その前に車掌をしていました。

Q: ブルーラインとグリーンラインと比べると、どちらが運転しやすいですか
A: グリーンラインです。こちらは最初からワンマン運転を想定して作られています。運転席が右側にあり、出入りも簡単。乗客の乗り降りを確認するモニター画面も見やすいんです。ブルーラインはモニター画面が上にあったので視線をあげなければなりませんでしたが、グリーンラインは視線を変えなくてすみます。


Q: その他にも利点はありますか
A: 線路が真っ直ぐなので運転がしやすいです
カーブが少ないので、ホームと車両の隙間がほとんどありません。リニアモーター推進方式なので、加速が出やすいです。

Q: 1000分の58という勾配は、全国一だそうですが、運転しにくいことはありませんか。
A: ありませんよ。慣れていますから(笑)。むしろ車両基地に入る時の勾配がきついんですよ。


ブルーラインとグリーンラインは運転方式が違うので、両車の運転手が兼任することはないそうです。



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