みんなの家

センター北の駅前に、“”と“努力”と“”の結晶があります。

コーポラティブハウス みんなの家「ノア ヒューセット」です。

みんなの家 みんなの家

★ どうして「みんなの家」が出来たの?

最初は、障がい児を持ったお母さん達のささやかな夢物語から始まりました。

障がい児を抱えている事を、不幸せと感じたことはないけれど、近所と上手く付き合おうとすれば、窮屈な思いをすることもありました。個性豊かな子どもと生活していくのは、大きな不自由さと不安、そして混乱を伴う事であることは確かでした。

障がいがあるなしにかかわらず、安心して暮らせる生活の場があったらいいなぁ〜!
みんなが安心してくつろげる場所、障がい児者のたまり場、家族への励ましあい、地域への情報発信の場、ぜ〜んぶ出来る家がほしい!
これからの暮らし方は、間違いなく多様化し、自分に合った住まい方を選ぶ時代がくるというなら、障がい児を抱えた私達に合った住まい方ってどんな形なんだろう・・・?

2000年、お母さん達は夢の実現に向け、小さな一歩を踏み出しました。

お母さん達の熱意が一番大きな力でしたが、良き友人達・(社会福祉法人)同愛会・設計の武田暁明先生・ (株)小川組 ・(株)神奈川日本建工 (株)生活科学運営(前身は生活科学研究所)の高橋英與さん、現在は(社団法人)コミュニティネットワーク協会副理事長)・他沢山のみんなの力が加わって、2006年本当に“夢の家”『みんなの家』が出来上がりました。
みんなの家活動の様子 みんなの家活動の様子 みんなの家活動の様子 みんなの家活動の様子

 みんなの家「ノア ヒューセット」ってどうなってるの?

最上階から順にご紹介しましょう。

まず屋上は、目の前に阪急の観覧車が見える空中庭園になってます。バーベキューや夏のプールに大活躍の場所です。野菜つくりの案も出ている夢の空間です。

屋上のすぐ下の、マンションの最上階にはグループホーム「みんなの家」があります。ここは、障がいを持った子供たちの自立支援の場所です。働きながら、ホームに通ってくる子どももいます。若人の集うホームがここにあることで、住民たちは力仕事やマンションの大掃除などで、大いに助かっているそうです。

そして、ふつ〜の住まいがあります。障がい者を抱えた家庭もありますが、そうでない住人もいます。
どの家族もふつ〜に気兼ねなく、のんびり暮らしています。

そして、1階には「森のピーターパン」という同愛会のヘルパーさん派遣の事業所もあります。

最後に地下。。。ここは、NPO法人 みんなの家の交流室です。障がいのある人もない人も、小さなお子さんからお年寄りまで、誰でもみんなが気持ちよく集うために用意された大切な場所です。
みんなの家活動の様子 みんなの家活動の様子 みんなの家活動の様子 みんなの家活動の様子

 「みんなの家」って私たちも参加できるのかしら?

もちろん、どなたでも一緒に楽しめる企画が沢山あります。

夕食後のひと時「みんなの家に」遊びに行きませんか?会社帰り、学校帰りの方もOKです。
たとえば、折り紙 押し花 切り絵 木彫り フラワーアレンジメント 健康体操などが参加費1回500円で皆で一緒に楽しめます。

たとえば、フラワーアレンジメントでは、お花を飾ることの無かった人生に、満開のお花が咲いたような満面の笑みを見ることができます。

また、切り絵・木彫りは、丁寧な作業や集中力で、芸術家顔負けの作品ができあがります。

出来上がった作品を眺めながらのお茶は格別ですよ。

アウトドアでは、山登りなどがあります。近所のおじさんは常連さんです。毎回こどもたちと手をつないで、ハイキングを楽しんでいます。


 他にどんな楽しみがあるのかしら?

交流事業として幼児教室や、学童発達支援教室があります。音楽教室では、スモールステップで指導しますし、学童教室では、生活をしていくために必要なことを中心にトレーニングしています。

お母さんのもとを離れ、お友達と一緒に過ごすことで、新たな一面を発見でき、また子どもと少し距離を置くことで、ホッとできる時間を持つことができるいやしの場にもなっています。

現在、学童教室(15:30〜18:00)のお手伝い下さる方を募集中です。

「みんなの家」は、みんなのための家です。気軽にドアをノックしてみませんか?

みんなの微笑みが増すことでしょう。


みんなの家 NPO法人 みんなの家 事業目的

「みんなの家」を拠点に行う交流事業は、ごくあたりまえな生活の一部としてのご近所付き合いの形で展開されています。

「みんなの家」は、障がい者、またその家族、一般市民が共同な暮らしを営むコーポラティブハウス<福祉的共生住宅>の建設と、そこを拠点とした新たな福祉空間を創る運動体です。

そこは、障がいのあるなしにかかわらず安心して暮らせる生活の場であり、市民とのふれあい、障がい児者の溜まり場、家族の励ましあい、地域への情報発信等さまざまな機能を持った場となります。

私たちは、福祉法人、地域住民との協働をはかりより地域に密着した新たな“複合的福祉空間”を創り出すことを目的としています。

「新しい家族」として緩やかな結びつきを基調とした新たな人間関係を「みんなの家」という居住形態のなかから創り出し、さらには障がい者が地域住民としての確かな位置をもてるよう支援していきたいと思っております。
NPO法人 みんなの家
都筑区中川中央1-3-6
ノアヒューテット地下1階
(センター北駅前)
TEL FAX 045-915-7339


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